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令和 4年 第3回 定例会−10月31日-07号

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  1. 群馬県議会 2022-10-31
    令和 4年 第3回 定例会−10月31日-07号


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    最終取得日: 2023-05-03
    令和 4年 第3回 定例会−10月31日-07号令和 4年 第3回 定例会 群馬県議会会議録第7号 令和4年10月31日 出席議員 45人 欠席議員 1人 欠員 4人    中沢丈一  (出 席)       久保田順一郎(出 席)    星野 寛  (出 席)       狩野浩志  (出 席)    橋爪洋介  (出 席)       星名建市  (出 席)    伊藤祐司  (出 席)       井田 泉  (出 席)    水野俊雄  (出 席)       後藤克己  (出 席)    中島 篤  (欠 席)       萩原 渉  (出 席)    あべともよ (出 席)       岸善一郎  (出 席)    井下泰伸  (出 席)       酒井宏明  (出 席)    金井康夫  (出 席)       金子 渡  (出 席)    安孫子哲  (出 席)       藥丸 潔  (出 席)    小川 晶  (出 席)       伊藤 清  (出 席)    大和 勲  (出 席)       川野辺達也 (出 席)    本郷高明  (出 席)       穂積昌信  (出 席)    井田泰彦  (出 席)       加賀谷富士子(出 席)    泉沢信哉  (出 席)       今泉健司  (出 席)
       松本基志  (出 席)       斉藤 優  (出 席)    大林裕子  (出 席)       森昌 彦  (出 席)    八木田恭之 (出 席)       入内島道隆 (出 席)    矢野英司  (出 席)       高井俊一郎 (出 席)    相沢崇文  (出 席)       神田和生  (出 席)    金沢充隆  (出 席)       亀山貴史  (出 席)    秋山健太郎 (出 席)       牛木 義  (出 席)    追川徳信  (出 席)       鈴木敦子  (出 席) 説明のため出席した者の職氏名    知事          山本一太    副知事         津久井治男    副知事         宇留賀敬一    教育長         平田郁美    選挙管理委員長     宮下智滿    人事委員長       森田 均    代表監査委員      林  章    公安委員長       高橋伸二    警察本部長       小笠原和美    企業管理者       中島啓介    知事戦略部長      田子昌之    総務部長        堀越正勝    地域創生部長      新井 薫    生活こども部長     上原美奈子    健康福祉部長      歌代昌文    環境森林部長    (兼)グリーンイノベーション推進監 須田恵理子    農政部長        倉澤政則    産業経済部長      大久保聡    県土整備部長      眞庭宣幸    DX推進監       岡田亜衣子    危機管理監       堀越正史    会計管理者       福田芳美    病院局長        内田信也    財政課長        下山 正 職務のため出席した者の職氏名    局長          加藤隆志    総務課長        木暮和巳    議事課長        柴野敦雄    議事課次長       新井俊宏    議事課係長       笠原孝之    議事課主幹       広橋裕二    議事課主任       黒沢成康     令和4年10月31日(月)                   議  事  日  程 第 7 号 第1 決算特別委員長報告    令和3年度群馬県一般会計歳入歳出決算の認定について    令和3年度群馬県特別会計歳入歳出決算の認定について    令和3年度群馬県公営企業会計決算の認定について    第144号議案 令和3年度群馬県電気事業会計剰余金の処分について    第145号議案 令和3年度群馬県団地造成事業会計剰余金の処分について    第146号議案 令和3年度群馬県施設管理事業会計欠損金の処理について                           以 上 知 事 提 出     午前10時開議   ● 開     議 ○星名建市 議長 おはようございます。これより本日の会議を開きます。   ● 諸般の報告 ○星名建市 議長 日程に入る前に、諸般の報告をいたします。  10月14日付で群馬県人事委員会委員長から議長宛てに、地方公務員法第8条第1項、第14条第2項及び第26条の規定に基づく職員の給与等に関する報告及び勧告がありました。その写しをあらかじめお手元に配付しておきましたので、御承知願います。   ● 決算特別委員長報告星名建市 議長  △日程第1、令和3年度群馬県一般会計歳入歳出決算、同特別会計歳入歳出決算、同公営企業会計決算の認定の件及び第144号から第146号までの各議案を議題とし、委員長の報告を求めます。  決算特別委員会中沢丈委員長御登壇願います。           (決算特別委員会 中沢丈委員長 登壇 拍手) ◎決算特別委員会中沢丈一 委員長) 決算特別委員会における審査の経過と結果について、御報告申し上げます。  本委員会は10月12日に設置され、令和3年度群馬県一般会計決算、同特別会計決算及び同公営企業会計決算並びに第144号から第146号までの各議案について、慎重に審査を行ってまいりました。  10月17日及び18日には各分科会が開催され、決算内容に関する審査が行われたところでありますが、それらの概要については、10月26日に開催されました総括質疑における主査報告のとおりであります。  また、現地調査を行った分科会につきましては、昨年度事業の実施状況やその効果などを現場にて改めて確認したところであります。  さらに、総括質疑においては、各党会派を代表する6名の委員により質疑が行われました。その主な項目について申し上げます。令和3年度決算の財政状況評価と令和5年度当初予算編成の考え方について、令和3年度企業局決算について、ぐんま緑県民税について、安全で安心なサイバー空間の確保に向けて、高等職業訓練促進給付金について、小児医療センターの現状と課題について、ぐんまちゃんのブランド化について、パートナーシップ宣誓制度について、県内公立学校における医療的ケア児への支援について、事業評価について、自殺対策について、県内小中学校における教員の欠員状況について。なお、これらの項目のほかにも各般にわたり議論が交わされたことは、皆様御承知のとおりであります。  以上の審査を踏まえ、本委員会に付託されました各案件について採決した結果、お手元に配付の報告書のとおり、令和3年度群馬県一般会計歳入歳出決算、令和3年度群馬県用地先行取得特別会計歳入歳出決算及び令和3年度群馬県流域下水道事業、同工業用水道事業、同水道事業、同団地造成事業の各公営企業会計決算については多数をもって、その他の会計決算及び第144号から第146号までの各議案については全会一致をもって、認定及び可決するものと決定いたしました。  以上、申し上げまして、委員長報告といたします。(拍手)          ──────────────────────────                                  令和4年10月26日   群馬県議会議長 星 名 建 市 様                           決算特別委員長 中 沢 丈 一                  委員会決算審査報告書  本委員会に付託された案件について審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第76条の規定により報告します。                      記   令和3年度 群馬県一般会計歳入歳出決算                                【多数をもって認定】   令和3年度 群馬県母子父子寡婦福祉資金貸付金特別会計歳入歳出決算   令和3年度 群馬県農業改良資金特別会計歳入歳出決算   令和3年度 群馬県県有模範林施設費特別会計歳入歳出決算   令和3年度 群馬県小規模企業者等設備導入資金助成費特別会計歳入歳出決算                               【以上、全会一致認定】   令和3年度 群馬県用地先行取得特別会計歳入歳出決算                                【多数をもって認定】   令和3年度 群馬県収入証紙特別会計歳入歳出決算   令和3年度 群馬県林業改善資金特別会計歳入歳出決算   令和3年度 群馬県公債管理特別会計歳入歳出決算   令和3年度 群馬県中小企業振興資金特別会計歳入歳出決算   令和3年度 群馬県新エネルギー特別会計歳入歳出決算   令和3年度 群馬県国民健康保険特別会計歳入歳出決算                               【以上、全会一致認定】   令和3年度 群馬県流域下水道事業決算                                【多数をもって認定】
      令和3年度 群馬県電気事業決算                                  【全会一致認定】   令和3年度 群馬県工業用水道事業決算   令和3年度 群馬県水道事業決算   令和3年度 群馬県団地造成事業決算                             【以上、多数をもって認定】   令和3年度 群馬県施設管理事業決算   令和3年度 群馬県病院事業決算                               【以上、全会一致認定】   第144議案 令和3年度群馬県電気事業会計剰余金の処分について   第145議案 令和3年度群馬県団地造成事業会計剰余金の処分について   第146議案 令和3年度群馬県施設管理事業会計欠損金の処理について                               【以上、全会一致可決】          ────────────────────────── ○星名建市 議長 以上で委員長報告は終了いたしました。   ● 討     論 ○星名建市 議長 これより討論に入ります。  通告がありますので、発言を許します。          ──────────────────────────                 本 日 の 発 言 通 告 ┌───────┬─────────────────────────────────────────┐ │氏名     │発言通告内容                                   │ │(所属会派) │                                         │ ├───────┼─────────────────────────────────────────┤ │酒 井 宏 明│令和3年度群馬県一般会計歳入歳出決算、令和3年度群馬県用地先行取得特別会計歳入歳出│ │(日本共産党│決算、令和3年度群馬県流域下水道事業、同工業用水道事業、同水道事業、同団地造成事業│ │       │の各公営企業会計決算の認定に関する委員長報告に対する反対討論           │ ├───────┼─────────────────────────────────────────┤ │伊 藤   清│令和3年度群馬県一般会計歳入歳出決算、同特別会計歳入歳出決算、同公営企業会計決算の│ │(自由民主党│認定及び各議案の委員長報告に対する賛成討論                    │ └───────┴─────────────────────────────────────────┘          ────────────────────────── ○星名建市 議長 委員長報告に対する反対討論者酒井宏明議員御登壇願います。           (酒井宏明議員 登壇 拍手) ◆酒井宏明 議員 日本共産党酒井宏明です。会派を代表して、令和3年度群馬県一般会計歳入歳出決算等の認定について、委員長報告に反対の立場から討論を行います。  昨年度は、前年度に続き、新型コロナウイルス感染症への対応に追われた1年でした。コロナに罹患され、お亡くなりになられた方々、今も後遺症に苦しめられている方々に心からのお悔やみとお見舞い申し上げます。また、医療従事者をはじめ、最前線で奮闘されている皆さんに改めて敬意と感謝を申し上げます。  昨年度は、2か所の県営接種センターの運営をはじめ、ワクチン接種が本格化した年でした。希望者への安全・迅速な接種体制の確立は当然ですが、同時に副反応なども含めた情報提供を分かりやすく行うことや、未接種者への差別・偏見をなくすための取組も大きな課題です。この点で、ワクチン接種インセンティブ効果を狙った若年層への旅行券配布には疑問が残りました。また、経済活動との両立をうたったワクチンパス改めワクチン手帳についても、未接種者を差別することにつながるなどの県民からの批判とともに、与党内からも異論が相次ぎました。そして、異例ともいえる連合審査会が開かれ、様々な議論の末に賛成多数で可決されました。その際、ワクチン接種できない方への不公平や差別、心理的負担が生じないよう十分配慮することなどを盛り込んだ附帯決議全会一致で採択されたことは大変重要であります。  さて、日本共産党は、コロナ感染拡大を受けて緊急要請を度々行い、保健所人員大幅増員をはじめ、医療機関福祉施設等への支援、さらには、公共施設などを活用した入院待機ステーションの設置などを求めてきました。無症状者を早期に発見・保護するためのPCR検査については、薬局等での無料検査が始まりましたが、今後予想される第8波に備え、感染拡大時に限定することなく、継続して実施していくことが必要です。  その他の施策についてはどうだったでしょうか。10の県有施設見直しについて、その方向性は出されたとはいえ、依然として課題は残っています。県民会館については、大ホール付随施設のみに限定し、3年間の存続が決まりましたが、小ホール会議室を含めた利用を望む声が高まっています。県都前橋から文化の拠点をなくしていいのかという切実な声に応え、大規模改修を含め、県の責任で全館存続し、使い勝手のいい県民会館にさらに発展させるよう求めます。  デジタル化一辺倒の知事の姿勢も問題です。マイナンバーカードの取得促進に昨年度3,300万円もの税金がつぎ込まれました。何度も指摘しているように、取得率が低いのは利便性以前の問題です。情報漏えいやなりすまし、悪用のおそれ、国が個人の情報を丸ごと管理・監視することへの不安や恐怖が払拭し切れないからです。カード取得を押しつけるのではなく、政治の信頼を取り戻すのが先決ではありませんか。  次に、教育の問題についてです。少人数学級は、昨年度から小中全学年で35人学級が実施されました。しかし、前年度に続き予算を1億円も減らし、教員も減らしたままです。そのことによって、教員の多忙化教員不足が深刻化しております。来年度こそ県費を投入して、教員数を維持すべきであります。  次に、子育て支援についてです。学校給食費無償化について、この10月から川場村と昭和村で無償化するなど、16市町村完全無償化、14市町村で何らかの形で補助を行うなど、合わせて30市町村に広がっています。太田市は来年4月から完全無償化します。ところが、いまだに県の補助はありません。学校給食費無償化を求める群馬の会は、昨年12月、1万3,500筆余りの署名を県に提出しました。これまでの合計で、10万7,000人を超えております。こうした声に応え、少子化対策貧困対策のみならず、食育としても大変有効な学校給食費無償化に踏み切るべきであります。  子どもの医療費無料化についても、県の補助は2009年10月に中学卒業時まで入院・通院とも無料化して以来、前進していません。今年4月1日現在、入院・通院とも、あるいは入院のみ無料にしている自治体は17市町村に上ります。全国的にも、高校卒業まで無料にしている自治体は何と半数近くに上ります。福島県、茨城県、静岡県、鳥取県は実施済み、東京都は来年4月から実施します。市町村と折半で、あと8億円あれば実現できます。県政の最優先課題として位置づけるべきではありませんか。  保育士配置基準の改善も見られませんでした。1歳児を今の5対1から4対1に改善することは急務です。また、年度末に若干保育士処遇改善がありましたが、慢性的な保育士不足を解消するためにも、県費の思い切った投入で大幅な処遇改善が必要であります。  最後に、平和の問題です。陸上自衛隊木更津駐屯地に配備されたオスプレイ離着陸訓練が昨年12月相馬原演習場で行われ、市街地上空での飛行が繰り返し目撃されました。全国的にオスプレイ機体トラブルによる緊急着陸が頻発しました。回転翼が停止しても軟着陸できるオートローテーション機能が備わっておらず、航空法上、日本の空を飛べないはずの危険な軍用機が、事前の通知や了解もなく、傍若無人に群馬上空を飛ぶことは容認できません。米軍機の運用について、事前に詳細な情報提供最低高度基準など、航空法の規定を順守するよう県も国に求めています。それは評価したいと思います。その上で、米軍及び自衛隊オスプレイ飛行訓練の中止と、県民ぐるみ監視体制をつくり、強化すべきであります。  以上の理由から、決算認定に賛成するわけにはいかないことを述べて、私の討論といたします。(拍手) ○星名建市 議長 委員長報告に対する賛成討論者伊藤清議員御登壇願います。           (伊藤 清議員 登壇 拍手) ◆伊藤清 議員 皆様、改めましておはようございます。自由民主党伊藤清でございます。  令和4年も残すところあと2か月となりました。振り返りますと、今年もコロナウイルス感染症に翻弄されながらも様々な対策を講じ、社会経済を奮い立たせ、県民の暮らしを守ってきました。改めまして、県執行部をはじめ、関係機関の皆様に対しまして、深甚なる敬意と感謝を申し上げる次第です。  それでは、会派を代表して、令和3年度群馬県一般会計決算及び同特別会計決算、同公営企業会計決算並びに各議案について、委員長報告に賛成の立場から討論を行います。  まず初めに、令和3年度決算における主な事業といたしましては、令和3年度当初予算に加え、19回にわたる補正予算を編成し、県としての最優先課題である新型コロナウイルス感染症対応や新・群馬県総合計画のビジョンで描いた20年後の未来を実現するための事業などに全庁を挙げて取り組んだ結果、一般会計決算額歳入歳出ともに過去最大の規模となりました。  1として、新型コロナ感染症対応については、病床逼迫による医療提供体制の崩壊を防ぐため、新型コロナウイルス感染症患者を受け入れる専用病床の確保に取り組み、そして、東毛と県央の2か所に県営の大規模ワクチン接種センターを開設し、ワクチン接種全国トップクラスのスピードで進めることができました。経済活動への支援では、新型コロナウイルス感染症対応資金を継続し、事業者の資金繰りを支援するとともに、愛郷ぐんまプロジェクトを実施し、コロナ禍で落ち込んだ観光需要を喚起することができました。  2として、ニューノーマル早期実現については、行政のDXでは、新型コロナワクチン接種記録スマートフォンに表示するぐんまワクチン手帳を全国で最も早く、かつ少ない予算額で導入し、好評を得ました。また、引き続き災害レジリエンスNo.1の実現に向け、緊急的かつ重点的に防災・減災対策の推進を図りました。  3として、100年続く自立した群馬を実現するために、官民共創スペースNETSUGENにおいて、県内産業DX推進スタートアップ企業支援イノベーション人材育成地域課題解決推進など、様々な事業の実施をいたしました。また、新たな時代を切り開く始動人を育成するために、県立高校においてSTEAM教育を推進いたしました。  4として、新たな富や価値の創出については、ぐんまちゃんを世界中で認知される人気キャラクターに成長させるために、アニメをテレビで放送するとともに、全国的プロモーションを行い、また、中長期的視点に立ち、群馬のクリエイティブ拠点化を推進するため、小中高生に向け、デジタルクリエイティブ人材育成拠点tsukurunを開設いたしました。  次に、一般会計決算の概要については、令和3年度一般会計決算額が、歳入が9,353億円、歳出は9,041億円となり、実質収支は219億円の黒字であって、コロナ関連国庫支出金返還予定額分の129億円を除いても89億円の黒字を確保されました。また、臨時財政対策債を除いた県債残高は、前年度に比べ58億円減少しております。財政調整基金の年度末残高は、前年度に比べ322億円増の506億円となっております。ただし、506億円のうち、209億円については、普通交付税減額精算分であり、これを除いた基金残高は297億円であります。  令和3年度決算に基づく健全化判断比率は、全ての指標が早期健全化基準を下回っており、全国順位も上昇しており、引き続き財政の健全性に十分に配慮した予算編成を行うよう要望をいたします。  一般会計決算の評価といたしましては、新型コロナ対策をはじめとする当面の課題への対応や、未来に向けた対応など、幅広い政策課題に取り組むとともに、財政の健全性にも配慮した県政運営が行われたものとして評価をいたします。  続きまして、公営企業会計の評価といたしましては、各公営企業の運営については、経営の基本原則に従っておおむね適正に運営されております。企業局関係では、特に電気事業において、八ッ場発電所運転開始に伴い増収増益となっており、引き続き経営基本計画に基づき、効率的な経営に努めながら一般会計への操り出しなどを通じて積極的に地域貢献していただくことを要望いたします。  病院事業については、昨年度に引き続き黒字決算となっているが、さらなる経営改善に努めながら県立病院としての役割を果たしていただくとともに、小児医療センター病棟老朽化について、適切な判断を仰ぐよう要望いたします。  流域下水道事業については、令和2年度から公営企業会計が適用となり、今回が2回目の決算審査であるが、2年連続で経営損益の黒字を確保していることは評価をいたします。引き続き施設等の計画的な改修や耐震化などを行うとともに、流入水量の増加を図り、収入確保に努めていただくよう要望いたします。  最後に、いまだにコロナウイルス感染症の収束は容易ではありませんが、ウィズコロナとして感染防止対策をしつつ、社会経済活動環境を促していかなければなりません。山本知事におかれましては、引き続きこれまでの感染拡大防止社会経済活動を両立し、群馬県民の命と暮らしを守るために、しっかりと誰一人取り残さない施策を進めていただきたいと存じます。我々自民党といたしましても、活発な議論を通じて山本県政を後押しさせていただきたいと思います。  以上、いろいろと申し上げましたが、今定例会に提出されている知事提出議案等について、全て賛成であることを表明して、賛成討論とさせていただきたいと思います。議員各位の御賛同を賜りますようよろしくお願いを申し上げまして、賛成討論といたします。御清聴ありがとうございました。(拍手) ○星名建市 議長 以上で討論を終結いたします。   ● 採     決 ○星名建市 議長 これより採決いたします。  まず、令和3年度群馬県一般会計歳入歳出決算の認定、令和3年度群馬県用地先行取得特別会計歳入歳出決算の認定、令和3年度群馬県流域下水道事業、同工業用水道事業、同水道事業、同団地造成事業の各公営企業会計決算の認定について採決いたします。  これを委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。           (賛成者起立) ○星名建市 議長 起立多数であります。よって、各会計決算については、委員長報告のとおり認定することに決定いたしました。  次に、ただいま採決いたしました各会計決算を除く令和3年度群馬県特別会計歳入歳出決算、同公営企業会計決算の認定及び第144号から第146号までの各議案について採決いたします。  これを委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。           (賛成者起立) ○星名建市 議長 起立全員であります。よって、各会計決算及び第144号から第146号までの各議案については、委員長報告のとおり認定及び可決することに決定いたしました。   ● 決算特別委員会の廃止 ○星名建市 議長 次に、決算特別委員会の廃止についてお諮りいたします。  本日をもって決算特別委員会を廃止することに御異議ございませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○星名建市 議長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。   ● 休会の議決 ○星名建市 議長 お諮りいたします。  明11月1日、2日及び4日、7日から11日、14日から18日、21日、22日の15日間は本会議を休会にいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○星名建市 議長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  以上をもって本日の日程は終了いたしました。  次の本会議は、11月24日午前10時から再開いたします。   ● 散     会 ○星名建市 議長 本日はこれにて散会いたします。     午前10時27分散会...